2020-01-01から1年間の記事一覧
非ネイティヴだからこそ気が付く、もしくは気になることって多々ありますよね。逆に言うと、ネイティヴだからこそ母国語に関しては気にも留めないことがほとんど。「叔父」と「伯父」の違いって一般的にどの程度知られているんでしょうか?恥ずかしい話、ぼ…
大学時代、ポルトガル語の授業で先生が、「ブラジルではOKサインのジェスチャーをしてはいけませんよ!」と言っていました。理由は、親指と人差し指の輪っかの部分がアルファベットの C に見えることから、「肛門 (スペイン語の culo に相当)」を意味するポ…
今回は久しぶりにことわざについてです。
日本語の「色」という漢字は恋愛や性的な意味合いを持っており、そこから「色っぽい、色気、色事、色恋沙汰」などの言葉が存在しています。「プレーボーイ」と似たような意味を表す「色男」という言葉にも「色」が含まれていますね。語源由来辞典によると、…
今回のテーマは「『色』っぽい」。セクシーという意味ではなくて。。。
前回からの続き。今回はCiNii Articlesで見つけた接続法"未来"に関する論文を読んでいきます。
「明日会った時に渡すね」昔、日本語を勉強しているスペイン人の友だちに、「どうして未来の話をしてるのに、『会った時に』って過去形なの?」と質問されたことがあります。日本語ネイティヴのみなさんは説明できますか?ぼくは「エッ。。。タシカニ。。。」と情けなく…
メキシコに渡る直前に「世界史を変えた13の病(ジェニファー・ライト著、鈴木涼子訳)」という本を買いました。しかし、渡墨前に読み終えることはできず。。。実家で「積ん読」の仲間入りしています。 世界史を変えた13の病 作者:ジェニファー・ライト 出版…
前回からの続き。
今回は「"オレの"落ち穂ひろい」第二弾。第一弾では、誰でも知っている動詞が持つ「実は!」な意味を紹介しました。今回のテーマは、"verbos interesantes" とでもしておきます。
メキシコに来て2回目の新年を迎えました。このブログではスペインとメキシコでのスペイン語の語彙の違いや文法上の違いを取り上げることがありますが、今回はもっと「根本的な部分」での違いについての記事です。
スペインでは大晦日の深夜、年越しの瞬間に翌年の幸運を願って、鐘の音に合わせて12個のブドウを食べる慣習がありますが、メキシコも同じです。この慣習の起源は、BBCの "Por qué se comen 12 uvas a la medianoche y el origen de otras tradiciones de Año…