イスパニア語ブログ

FILOLOGÍA ESPAÑOLA

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

未知数 X(後編)

前回からの続きです。今回は「x が過去に /ʃ/(sh の音)を表していた」という証拠と「いつからいつまでその音素を表していたのか」という事実を確認していきます。

未知数 X(前編)

今回の表題は「未知数X」。ワクワクするタイトルではないでしょうか?ですが、それは一旦置いておいて。昔、大学の授業で先生が何気なくこう言いました。「セルバンテスは元々 Don Quijote ではなく Don Quixote と記し、/don kiʃóte/ と発音されていた」ド…

Ojalá は「神頼み」?

スペイン留学中、ojalá 以外にも願望を表す表現があること学びました。"Así + 接続法" や "Quién + 接続法過去・接続法過去完了" でも表せるんだなぁと。使われてるのは聞いたことないけど、知識として「知ってる・知らない」ということが大事ですよね。

¡Malo será!

ぼくのお気に入りのスペイン語の表現の一つを紹介します。今回の表題、耳にしたことありますか?おそらく聞いたことある人の方が少ないんではないでしょうか。どういう意味だと想像しますか?訳してみると、、、「悪くなるだろう」でしょうか?

No sabía que + (Indi.) vs (Subj.)

前回、"No creo que + (Subj.)" vs "Creo que no + (Indi.)" について書きました ↓ sawata3.hatenablog.com 論点はあくまで 「"No creo que..." の後は接続法、"Creo que no..." の後は直説法」ということを前提とした上でそれらのニュアンスの差異を考察し…