イスパニア語ブログ

FILOLOGÍA ESPAÑOLA

Historia 歴史

patético

首相在任中は原発推進派だった小泉純一郎元首相は退任後、反原発派として原発の撤廃を目指しているんだそう。なんでも、フィンランドのオンカロという場所を視察したことが「脱原発」という真逆の考えへ舵を切るきっかけになったんだとか。このオンカロとは…

Se me ha rompido.

大学で受けた言語学の授業で、言語は単語であれ文法であれ時代を経るにつれて簡略化されていくものであると教わりました。例えば、古英語ではスペイン語のように人称によって動詞の活用が変化していましたが、その屈折が衰退したことによって現代英語では現…

スペイン語の故事成語

"Quien no ha visto Granada no ha visto nada"グラナダと言えばアルハンブラ宮殿をはじめとする世界遺産が複数ある観光都市であり、観光大国スペインの中でも人気の高い場所ですよね。さらには、1492年の「グラナダ陥落」によってレコンキスタが完了した場…

"SUPERvivir" vs "SOBREvivir" (ii)

前回からの続き。

¡Cruza los dedos por mí!

大学時代、ポルトガル語の授業で先生が、「ブラジルではOKサインのジェスチャーをしてはいけませんよ!」と言っていました。理由は、親指と人差し指の輪っかの部分がアルファベットの C に見えることから、「肛門 (スペイン語の culo に相当)」を意味するポ…

接続法¿"未来"? (ii)

前回からの続き。今回はCiNii Articlesで見つけた接続法"未来"に関する論文を読んでいきます。

接続法¿"未来"? (i)

「明日会った時に渡すね」昔、日本語を勉強しているスペイン人の友だちに、「どうして未来の話をしてるのに、『会った時に』って過去形なの?」と質問されたことがあります。日本語ネイティヴのみなさんは説明できますか?ぼくは「エッ。。。タシカニ。。。」と情けなく…

"buenos días" vs "buen día"

メキシコに就職が決まった時、メキシコ人のマネージャーからのメールの冒頭にこうありました。Buen día.大学を出てすぐで、もちろん人生で初めてスペイン語で生のビジネスメールに触れた瞬間だったんですが、冒頭の挨拶に疑問符が。Buenos días じゃないの?…

L M X J V S D

今回の表題、高IQ団体(という発音するだけで赤面必死な枕詞が付く)メンサの問題みたいですが(笑)これは「一週間の曜日」です。スペイン語一年目。各曜日を略すとき、火曜 martes と水曜 miércoles がともに m から始まるため、区別するために水曜日が X …