イスパニア語ブログ

FILOLOGÍA ESPAÑOLA

cerveza は神様の代物?

日本に帰ったら食べたいもの・行きたい場所・やりたいことなど多々ありますが、その一つは「ビール工場見学」。もう数年日本のビールを飲んでいないこともあり飲むだけじゃ物足りず、その製造過程までも知りたいというヘンな段階まで来ました。見学の最後にある出来立てビールの飲み比べが狂オシイホド楽シミ!
あくまでメインは見学だぞと自分に言い聞かせて正気を保ちつつ、いろんなビール企業のホームページを拝んでいると、どの企業もお酒に関する雑学を紹介しています。

例えば、ロシア語で「水」を表す語に縮小辞が付いたものが「ウォッカ」なんだとか。スペイン語で言うならば agüita であり、これでこのお酒を指すんですね。元は「生命の水」と呼ばれており、そこから「水」の部分だけが名称として残ったそうです。「水」という最も一般的な飲み物の名前が使われていることからも、ウォッカがロシアでどれほど重要視されてきたのかが見て取れますね。酔うためというよりも、体を温めるためにウォッカを飲んでいたなんて話を聞いたことありますが、極寒の地ロシアにおいてはまさに寒さから命を守る大切な飲み物だったようです。
そして、なんと「ウィスキー」もまた語源となる古代ゲール語では「生命の水」という意味だったそうです。DRAE で引いてみると語源欄のところには

Del ingl. whisky, y este del gaélico uisce beatha 'agua de vida'.(güisqui)
訳)英語の whisky から。ゲール語で「命の水」を意味する uisce beatha に由来する。

とあります。文化も言語も異なるのに、自民族が世界に誇るお酒に対する名前の付け方が同じというのは興味深いです。ただ、疲れた体にビールを流し込んで「あー生き返るぅ!」と心の底から湧き出るあの叫びからも分かる通り、結局お酒というのはどれも「命の水」なのかもしれませんね ;)

 

【きっかけ】

以前、Uberで移動中に運転手さんから「ミチェラーダってここサンルイスポトシが発祥だって知ってた?」と急な地元自慢をかまされました(笑)

ミチェラーダ (michelada) とはメキシコで一般的な飲み物で、ビールをクラマト (clamato) と呼ばれるトマトジュースで割り、お店によってそこにライム (スペインでは lima と呼びますがメキシコでは limón) を入れたり、タヒン (tajín) という唐辛子の粉を入れたりアレンジされています。そして特徴的なのが、ジョッキの飲み口部分一周に渡って付けられる塩。こんな感じです ↓

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メキシコではお酒を飲めるお店であればほぼ例外なくこのミチェラーダを飲めるのですが、ぼくはあまり好きではありませんでした。というのも、このクラマトの味が酸っぱいというか濃すぎるのがしんどいのと、飲み口の塩も「しょっぺーし要らねえな」と思ってました。しかし、なんだかんだ飲んでいるうちにおいしく感じてきて結局毎回頼んでしまう不思議な魅力のある飲み物ミチェラーダ。
そんなメキシコを代表するお酒がまさか今自分がいる町で生まれたなんて聞いた日にはもう調べるしかありません!という具合で、今回は michelada を含むお酒に関連する色んなスペイン語の語源を調べていきます。

 

【語源】

まずは「ビール」を意味する cerveza の語源を De Chile.netDEEL から見ていきます。

cereal と同じく、ローマ神話上の農業の女神ケレース (Ceres) に由来
cerveza は「ケレースの力」を意味する Ceres-Vis を表し、小麦・大麦・オート麦を発酵させた飲み物を指す(CERVEZA)

なんと cerveza という語は神様の名前に由来するようです!当時の人はビールを農業の女神ケレースの力によって生み出された代物だと考えたのでしょうか?

「お酒」と「神様」という組み合わせを聞くと、日本語の「御神酒(おみき)」が思い浮かびます。神様に捧げるお酒や神事の際に頂くお酒のことですが、調べてみると日本でもお酒と神様は昔から色々な角度から関連付けられていたことが分かりました。
まずは、日本酒の原料となるお米にはその一粒一粒に神様が宿っているという「八百万の神」信仰。そして、そのお米を発酵させてお酒を造るわけですが、科学が発達していない太古の昔の人にとってこの発酵という現象は神様の力によるものと考えていたんだとか。さらに、お酒を飲んで「酔う」という行為が神様の領域に近づく行為だとされており、酔った状態は神様と一体化していると見なされたそうです。これらのように古代の日本人はお酒と神様は切っても切れない関係だと信じていたことから、お酒を造る行為そのものが神事とされ、神様にお酒を捧げる御神酒という風習が生まれたそうです。

cerveza は語源的には「女神ケレースの力」を意味するようですが、こちらも古代の日本人同様に、ビールを造る上で欠かせない麦芽を「発酵」させるという行為を神様の力と見なしていたのでしょうか?もしそうだとすれば、ウォッカとウィスキーがともに語源的に「生命の水」を表す偶然の一致みたく、場所も文化も異なれど人間の考え方は同じということになりますね。
上の引用部の続きにはもう一つの「ビール」の呼び方について書かれていました ↓

cervezaイスパニア圏のみの単語であり、ポルトガル語では cervejaカタルーニャ語では cervesa である
他のロマンス諸語では、フランス語 bière 、イタリア語 birra 、英語 beer であり、ラテン語で「飲む」を意味する動詞 bibere に語源を持つゲルマン語の bier に由来している(CERVEZA)

スペイン語でも「ビール」のことをイタリア語と同じ birra と言いますが、そもそもこの「ビール」という語はラテン語の「飲む」から来てるんですね!これまた驚き :o

日本語で「飲みに行こう」と言うと普通「『お酒を』飲む」であると理解されるように、スペイン語でもお酒と明言しなくても beber 単体で「お酒を飲む」を表すことができますよね。例えば "Me gusta beber" のように目的語を置かない場合は「お酒を飲むのが好き」となりますし、さらに bebedor,a になるとお酒が大好きな「呑兵衛(のんべえ)」になります。古今東西、人間にとって「飲む」と言えばやっぱりお酒だということですね。

ちなみにですが、日本にビールが持ち込まれたのは鎖国中の江戸時代。当時西洋の国で唯一貿易を許されていたオランダが日本に輸入し、オランダ語bier が日本人の耳に「ビール」と聞こえたことから日本語ではこう呼ぶようになったようです。つまり、語源はラテン語ですが、日本語の「ビール」という語の由来はオランダ語ということになります。


cerveza, birra の他にもスペインではビールを caña とも呼びますね。本来は caña de azúcar「サトウキビ」のように「(節のある植物の)茎」を意味するこの語の起源は、、、

ラテン語canna に由来
canal, canela, canuto などもこのラテン語に由来する(CAÑA)

スペイン語の象徴的文字 ñ について調べた記事「ñ の言語」の中でラテン語での nn という組み合わせはスペイン語になると ñ の文字に置き換えられたと学びましたが、この canna も例に漏れず caña という形にスペイン語化されたんですね。

そして、調べてみるとラテン語canna は「サトウキビ」の他にも植物の「葦」や「杖」という意味もあるようで、その語義は「まっすぐなもの」そして「筒状または管状のもの」のようです。サトウキビの茎はまさにこの形状通りであり、飲み物を入れる容器に使われていたのも分かります。
この canna から派生した canal「運河」、canela「シナモン」、canuto「筒(状のもの)」はそれぞれ canna が持つ語義を表していると言えますね。ちなみに、シナモンは英語で cinnamon と書くようで、c の発音こそ変わっていますが綴りを見ればこちらもラテン語canna から来ている語というのが見て取れます。他にも caña に増大辞 -ón が付いた cañón はつまり「大きい筒状のもの」ということで「大砲」を意味します。

ここであるすごい発見をしてしまいました!
スペインで友だちに "ser la caña" という表現を教わりました。DRAE にも載っていないこの口語表現は「とても素晴らしい」という意味を表すのですが、ビールはみんな大好きで素晴らしいものだから完全に同意できますよね ;)
なんてことを思い出しながら、canna から派生して生まれた単語を辞書で見ていると、"ser canela fina" または "ser canela en rama" で「上質で素晴らしい」、また "estar cañón" で「素晴らしい」という意味を表すことを知りました。canna を語源に持つ複数の単語がことごとく良い意味を表しているのは単なる偶然なのでしょうか?

ところで、この caña という語ですが、なぜ「ビール」という意味を表すか知っていますか?ぼくが聞いたことある説は次の二つ ↓

昔はサトウキビの茎をグラス代わりにしてビールを飲んでいたから。

ビールを注ぐ細長いグラスがサトウキビの茎のように見えるから。

どちらの説も、サトウキビの茎とグラスというキーワードが出てきます。実際、DRAE を見てみると(日本語に訳してます ↓)

7. 女性名詞. 一般的に円筒状またはうっすら円錐の形をした、背が高くて幅が狭いコップで、ワインやビールを飲む際に用いられる.
8. 女性名詞. caña に注がれた飲み物.(caña)

サトウキビの茎をグラスの代わりにしていた、もしくは形が似ていることから caña が細長いビールグラスを指すようになり、そこから広義に解釈されて「caña に注がれた飲み物」、すなわちビール自体を指すようになったんだと思われます。
と考えていましたが、今回その由来をネットで調べてみると二つの別の説を見つけました ↓

中世期頃のビール売りがサトウキビの茎を使って販売量を量っていたから。

これは上の二つの説に似ていますね。そしてもう一つの説がこちら ↓

バルのカウンターに付いているビールサーバーの構造がサトウキビの茎に似ているから。

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確かにスペインのバルに設置されているサーバーは背が高くて、グラスよりもサトウキビの形に似ていると言えるし、ビールサーバーの構造はまさに caña の語源である canna の語義「筒状または管状のもの」であると言えますね。
ぼくは今までスペインのバルで使われているあの細長い「ビールグラス」がサトウキビの茎と関係しているから caña と呼ばれていると信じ込んでいましたが、この「ビールサーバー」とサトウキビの茎を関連付ける説もまた可能性がありそうですよね。

この話をスペイン人の友だちに話してみると、目から鱗なことを教えてもらいました。というのも、彼の認識では caña とは「バルのサーバーで注がれたビール」のことを指すんだそう。なので、仮に caña と呼ばれるような細長いグラスでなくてもバルのサーバーでビールが注がれたらそれは caña なんだそうです。caña はよく「生ビール」という日本語に訳されることがありますが、つまりこの「バルのサーバーで注がれたビール」につながるわけで、caña という名前がビールサーバーに由来するという説を後押ししてくれる内容になるんじゃないでしょうか?

確かにこれを聞くと、スーパーで売ってる缶ビールのことを caña とは言わない気が。(実際は市販の缶ビールも「生ビール」に違いないのですが、ここではお店でサーバーから注がれたビールのことを「生ビール」と呼んでます)
しかし驚くことなかれ。ふと、もしかしてと思って調べてみると、なんと!実は「缶」を意味する英語の canラテン語canna から来ているとのこと。なんかこの canna に関しては、色々な発見がありすぎてもうおなかいっぱいになったので次の単語に移ります(笑)


さてさて、スペインから大西洋を隔てたここメキシコにも「ビール」を表す独自の単語が存在します。それは chela 。DRAE にも"メキシコ語"として載っています。

Del maya chel 'azul'.
1. adj. Méx. Rubio de ojos claros. U. t. c. s.
2. f. fest. coloq. Méx. cerveza.(chelo2, la)

DEEL にも同じように載っています ↓

DRAE によると、その語源はマヤ語で「青」を意味する chel を起源に持つ「金髪の」を意味する chelo と同じである
これはビールが金色をしていることに由来すると言われている(CHELA)

青色がどうして金色を意味するようになったのかは不明ですが、そこから黄金色をしたビールを指すようになったんですね。この chela のように、スペインでは聞いたことないけどメキシコでは一般的な単語はナワトル語やマヤ語などのアメリカ大陸の先住民言語に由来する場合が結構あります。
しかし、DEEL には別の起源説も載っており、、、

"cherveza hela'a" の省略形から来ている可能性がある
s- (cerveza) から ch- (chela) への発音の変化は Celia, Marcela, Isabela, Graciela, Isela, Asela などの短縮形の愛称である Chela と同じ現象である(CHELA)

他にも ConcepciónConcha, SalvadorChava という愛称になるように、/θ/ または /s/ の音は /ch/ の音に替わります。日本語でも小さい子が「くい」を「くちゃい」と言うようにある程度の互換性はあると考えられますね。

chela は完全にスペイン語内から生まれたというこちらの説。つまり、キンキンに冷えたビール cerveza helada の語頭の "ce" が "che" に替わり、helada の "la" が組み合わさって chela という一単語になったという説。ぼくはマヤ語起源説もこの説もともに理にかなっていると思いますが、みなさんはどちらの説を支持しますか?

ちなみに、メキシコで初めてバーベキューをした際に turbochela という遊び(?)を教えてもらいました。ビールが入った瓶を別の瓶で左右をトントンと叩いて刺激を与えてやり、最後に飲み口部分を上から叩くとビールがブワーッとあふれ出てくるのです。その様子がまさに「ターボ (turbo) が付いたかのように ビール (chela) をあふれ出させる」ということから turbochela と呼ぶんだそうです。これ最初に思い付いた奴、めちゃくちゃヒマやったんでしょうか?(笑)


そして、この chela を基にしたビールカクテルが【きっかけ】でも書いた michelada 。なんと DRAE にも記載されています。

起源は不確定
1. 女性名詞. チリ, コスタリカ, グアテマラ, メキシコ, ニカラグア. ビールとライムジュースから成る飲み物で、通常グラスの縁に塩を付けた状態で提供される(michelada) 

残念ながら「起源は不確定」とされています。
ぼくはメキシコに来て先に michelada という飲み物を知り、その後に chela という単語を知りました。その時は気付きませんでしたが、この単語を知った後にレストランでミチェラーダを頼もうと michelada と発音した瞬間に「おい!michelada(という名前の中)に chela 入ってるやんけ!」と気付き、ビールをベースにしているので chela が名前に入っているんだなと一人で納得していました。

しかし!Uber の運転手のおっちゃんに聞いた起源は chela とは関係がないもので、、、
"El verdadero origen de la michelada (2015/09/02付)" によると、1940年代にメキシコで人気の飲み物になったこのミチェラーダの名前の由来は

メキシコのサンルイスポトシ州のあるスポーツクラブバーでミチェラーダを開発したと言われている Michel Ésper に由来する。時とともに、開発者へ敬意を込めて "Michelada" という名で知られるようになったという説。

これこそ、ぼくが Uber のおっちゃんに聞いた説です。ミチェルさんという人が生みの親であり、そこから michelada という名で呼ばれるようになったと。

ところが、この記事にはもう一つの説も紹介されており、、、

"Mi cerveza helada" の省略形に過ぎないとする説。

上で chela という語が "cerveza helada" が略されて生まれたという説が出てきましたが、それと同じですね。「オレのキンキンに冷えたビール」ということで mi+chela helada を略して michelada と呼び始めたとする説。
サンルイスポトシの人には申し訳ないですが、正直ぼくはこっちの説の方が信憑性が高いと思います。やっぱり、ビールカクテルなので micheladachela はビールのはず。そして一つ目の説ですが、ミチェラーダの誕生が数世紀前の話であればまだしも、おそらく生まれからまだ100年も経っていない中で、特定の人物の名前が由来になっているのであればそれが由来であると確定しているはずじゃないでしょうか?つまり、「この人が開発しました」ということが分かっているのであれば「由来はこの人の名前です」という風に確定事項として広まっているはずであり、他の説が浮上している時点でこの「人物名に由来する説」は後付けのように感じてしまいます。

そんな中、また別の説を見つけました ↓

helado は英語で chilled であり、それがスペイン語風に発音されて "chelado" となった
さらに、その冷えたビールに塩やライム、辛いサルサなどのラテンの味をミックスしたことから mix - chilled となり、それがスペイン語風に発音されて michelada となった説。

一見突拍子もない「英語に由来する説」ですが、メキシコはアメリカに隣接しており、英語の影響を多大に受けているということを考慮すると、もしかしたらありそうな気もします。
みなさんはどの説がもっともらしいと思いますか?


ミチェラーダが完成したらついに「乾杯」。スペイン語では乾杯の際に chinchín と言いますが、この掛け声はどこから来たんでしょうか?DRAE の語源欄には

Del ingl. chin-chin, y este del chino ching-ching.(chinchín3)
訳)英語の chin-chin から。これは中国語の ching-ching に由来

なんとこのチンチンは中国語だったんですね!
その起源については "El origen de la expresión "chinchín" en los brindis: viene de China y significa (2020/12/09付)" によると、、、

chinchín という語は擬音語ではなく、古代中国における習慣に起源を持つ。今ではほとんど使われない中国語の表現で「お願いします (por favor)」を意味する ging-ging から来ており、集まりの主催者が参加者に対してグラスを空にする際に言う言葉であった。この習慣はおよそ400年前に宣教師 がヨーロッパに輸入し、すぐに広まったとされている。
1666年にはフィレンツェの作家ロレンツォ・マガロッティが自著 Relazione della China(中国に関する報告)の中で、オーストリアの宣教師から中国の興味深い習慣について聞いたと述べている。
「パーティーでは主催者が参加者を盛り上げるために "zin" という魔法の言葉を発し、着席している参加者にグラスを持ち上げさせて一緒に乾杯する。同じ言葉を二回繰り返しているが、それは言葉の意味を強めるために中国語で一般的に用いられる手法のためである。」

この chinchín という乾杯の音頭が中国からヨーロッパに入るまではどんな掛け声を用いていたのでしょうか?もしかして、みんなバラバラに黙って飲み始めてたとか?もしそうであれば、このチンチンが輸入されてよかったですね ;)


乾杯してお酒を楽しんでいるとだんだん「酔い」が回ってきます。スペイン語にはとんでもない数の「酔った (=borracho,a)」を表す言葉や表現がありますが、ずっと気になっているのは ciego,a 。「目が見えない」というこの形容詞がなんで「泥酔した」という意味を表すのでしょうか?
色々調べてみたものの、残念ながらどういうつながりでこの意味を獲得したのかは分かりませんでした。。。しかし、「お酒」と「失明」と聞くと、日本の戦後の闇市で密造酒として販売されていた「バクダン」が思い浮かびます。飲料用ではない工業用のアルコールから造られた粗悪な密造酒を飲んで多くの人が失明したなんて話は有名ですよね。もしかしたら、海外でも昔は粗悪な密造酒によって失明する人がいたことから ponerse ciego,a「失明する」イコール「ひどく酔った」という意味につながったのかもしれません。

 

【まとめ】

cerveza の語源はローマ神話の農業の女神ケレース (Ceres)。
birra の語源はラテン語で「飲む」を意味する bibere
● 乾杯の掛け声 chinchín は古中国語での ging-ging「お願いします」に由来。
● ビールをスペインでは caña 、メキシコでは chela と呼ぶ由来、およびメキシコのビールカクテル michelada の名前の由来は諸説あり。


みなさん、乾杯をしたら必ず一口は飲むようにしましょう。もし乾杯をした後にグラスに口もつけずにテーブルに置いてしまうと恐ろしい伝説の始まりデスカラ。。。
"El que brinda sin beber, siete años sin *o*er..."